CHROFYは、「人的資本」や「人的資本経営」に関する専門家たちのご協力のもと、人事・経営に役立つ情報を定期的にお届けしています。
【人的資本経営ストーリー作成塾】では、事業創造大学院大学 一守靖教授から、人的資本経営や人的資本経営のストーリーを作成する上でのポイントなどを解説していただいています。
今回から2回に分けて、「人的資本経営キャンバス」の作成方法についてご説明します。今回は企業の存在意義から経営戦略までをカバーします。
まずは企業の存在意義から記入します。最近では企業の存在意義を表す言葉として「パーパス」を使用する企業が増えてきました。その場合従来使われていた「ビジョン・ミッション」という組み合わせではなく「パーパス・ビジョン・ミッション」でも構いません。また、日本企業では昔から、企業経営を通して社会に対してどのような役割を果たすかを示した「経営理念」を設定している会社も多く、それでも良いでしょう。
一守 靖(いちもり やすし) 事業創造大学院大学 事業創造研究科 教授
慶應義塾大学経営学修士(MBA)、同博士(商学)。ヒューレット・パッカード、シンジェンタ、ティファニー、NCR等の外資系企業、ならびにbitFlyer等のベンチャー企業における人事部門の責任者としてジョブ型人事制度の導入、社員教育、組織文化の変革、人事部員の育成等を推進すると同時に、複数の大学院において教育・研究活動に従事。現在、事業創造大学院大学においてMBA学生を相手に「組織マネジメント/組織行動論」、「人的資本経営とDX」などを教えるほか、法政大学経営大学院兼任講師、富山大学大学院非常勤講師、ピープルマネジメント研究所代表を兼務。専門は人的資源管理論、組織行動論。
主な著書:「人的資本経営のマネジメント:人と組織の見える化とその開示」(中央経済社 2022年)
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